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Technical Term

COLLABORATION対談アーカイブ PART3/4

トピックス

COLLABORATION 03

元 日本アイ・ビー・エム株式会社
執行役員IBMセキュリティー事業本部長

纐纈 昌嗣 氏

MASATSUGU KOKETSU

株式会社ピーエスシー
代表取締役

鈴木 正之

MASAYUKI SUZUKI

Chapter 03

協業による
新たな価値の創造

これからのPSCとの協業について

術力×添力

鈴木) 先程までサービスのコラボレーションの必要性について話をしてきましたが、我々PSCとIBMさんとの協業、すなわちコラボレーション については、セキュリティ事業立ち上げ時に遡り、今日まで良い形で継続しています。昨今、世の中ではこのコラボレーションという言葉がよく使われます。我々が思っているコラボレーションとは、1+1=2という単なる足し算ではなく、互いの強みが化学反応を起こし、そして昇華され3にも10にも100にもなる掛け算だと考えています。

纐纈氏) そうですね。我々のパートナーとしてのスタートは、私どもIBMの製品をPSCさんがパートナーとしてお客様に導入して頂いたことが始まりでした。しかし、現在では御社オリジナルの運用力でプラスαの付加価値を付け、お客様に届けていらっしゃる。つまり1+1=2ではなく、新たな3の価値が生まれたわけです。

鈴木) 有難うございます。

纐纈氏) 私たちとしても、お客様により近いPSCさんが、お客様の生の声を拾って頂いていることで、商品やサービス向上につながっていると思います。また御社と実践したことを横展開していくことで、事業としてもIBMとしてもプラスになっていくと感じています。御社との協業においては、このセキュリティ分野を中心に、いろいろな派生的コラボレーションが生まれ、良い結果が残せるよう期待しております。

鈴木) そうですね。IBMさんの高度なテクノロジーを、お客様に近い我々がダウンサイズして届ける。IBMのスタイルを生かしつつお客様のご要望に寄り添う形でPSCが届ける。ここで敢えてスタイルという言葉を使うのは、テクノロジーを超えた思想の問題です。IBMさんの高度な技術に宿った思想を継承しつつ、PSCの思想である顧客主義と掛け合わせることで、よりお客様にマッチする形を提供すると言うことです。互いのスタイルのコラボレーションです。これが出来れば、新たなカスタマーサクセスと言う付加価値を共有できるのではないかと思っています。

纐纈氏) それでこそコラボレーションだと思います。お互いの個性や強みは違う。しかし根底に流れる思想やクオリティを共有して、より高いレベルでお客様にサービスを提供する事が可能になると思います。

織力×間力

鈴木) 私どもは、技術力や品質は勿論のこと、お客様満足というものをとても強く意識しております。サービスの価値は提供する側ではなく、受ける側つまりお客様が判断するものかと考えています。

纐纈氏) はい、御社には人間力を感じます。先日、御社へ伺った際に社員の方々とお会いさせていただきましたが、個性的で人間味があり、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。ああいう人間力がチカラとなり、サービスとしてお客様へ届けられているんだろうなと、しみじみ感じました。

品力×用力

鈴木 今日も「QRadarの運用をやって頂ける会社が見つからない」と相談を受けました。製品「導入」だけでなく「運用」へのニーズも感じます。運用まで行なっている会社は少ないのでしょうか。

纐纈氏) 世の中に当社のQRadarを扱ってサービスを提供している会社はあります。しかし、確かに運用まで謳っているケースは少ないかもしれません。そういう意味では御社の運用力、つまりSOCをもっとアピールすべきだと思います。お客様にとってもPSCさんの運用力は大変貴重かと思います。

鈴木 有難うございます。御社が2015年にQRadarを始められ、弊社は翌2016年から扱わせて頂いておりますが、当初から導入だけではなく運用まで全て行なっております。お客様の立場にたった運用こそが我々PSCの強みだと思っているからです。御社の大きなサービスをそのまま受けられるのは、ある意味世界的な大企業です。私どもが、大企業未満すなわちミドル~アッパークラスの企業様から多くのご相談を頂いているのは、お客様に寄り添う運用力を期待されてのことだと思っております。

纐纈氏) そうですね。御社のSOCでは非常にきめ細やかな運用サービスを提供されていると思います。私どもは外資系なので、やはり国内企業様の求められていることに対して、十分に対応しきれないことが出てきてしまいます。そういった意味では、お客様を知り尽くした PSCさんのきめ細やかなサービスは、大きな意味を持っていると思います。日本のお客様はある意味甘やかさているとい言いますか、ご要望が強い傾向にあります。しかし大事なお客様ですから、私ども外資系が日本でビジネスを行なっていく上では、御社は欠かせない存在と感じています。PSCさんのSOCにはこれからも大きな期待を寄せております。

1F
①カード+暗証番号
②カード
③カード 共連防止
④カード+暗証番号
⑤カード
3F
⑥カード+暗証番号
⑦カード+暗証番号 共連防止
⑧カード+指紋認証
⑨カード+暗証番号
⑩カード+暗証番号

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