
BIND 9の脆弱性対策について(CVE-2025-40775)
ニュース
【概要】
ISC(Internet Systems Consortium)より、BIND 9に関する脆弱性が公表されました。
このBIND 9において、サービス拒否の脆弱性(CVE-2025-40775)が確認されています。
本脆弱性を悪用された場合、遠隔の第三者によって、当該製品が異常終了する可能性があります。
脆弱性を悪用した攻撃はまだ確認されていませんが、今後攻撃が発生する可能性があるため、DNSサーバ管理者はアップグレードを実施してください。
【影響を受けるシステム】
- BIND 9.20.0から9.20.8まで
- BIND 9.21.0から9.21.7まで
【対策】
脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用 -
製品開発者が提供する情報をもとに、最新のパッチバージョンにアップグレードしてください。製品開発者は、本脆弱性を修正した次のパッチバージョンをリリースしています。
- BIND 9.20.9
- BIND 9.21.8
出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)