
Oracle Java の脆弱性対策について(2025年4月)
ニュース
【概要】
2025年4月16日(日本時間)に Oracle Java に関するセキュリティ更新プログラムが公表されています。
これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了する、攻撃者によってパソコンを制御される、といった様々な被害が発生するおそれがあります。
攻撃が行われた場合の影響が大きいため、早急にセキュリティ更新プログラムを適用してください。
【対象】
サポートされている以下の Oracle 製品が対象です。
- Oracle Java SE 24
- Oracle Java SE 21.0.6
- Oracle Java SE 17.0.14
- Oracle Java SE 11.0.26
- Oracle Java SE 8 Update 441-perf
- Oracle Java SE 8 Update 441
【対策】
脆弱性の解消 - 更新プログラムの適用
Oracle 社から提供されている最新版に更新してください。
- Java のアップデート方法
次のウェブサイトにアクセスし、Java の最新バージョンをインストールしてください。
なお、Oracle 社より2019年4月16日以降の Java のリリースについて、ライセンスの変更が案内されております。特に商用利用を行う組織においてはライセンスをご確認の上、ベンダの有償サポートを受ける等の適切な対応をお取りください。なお、IPAではライセンスの詳細やサポートの内容については把握しておりませんので、Oracle 社の公開している情報をご確認いただくか、もしくは直接 Oracle 社にお問合せください。
【参考情報】
- Oracle Critical Patch Update Advisory - Apr 2025 (Oracle Java SE Risk Matrix)
- MyJVNバージョンチェッカ for .NET
ソフトウェアが最新であるか簡易な操作でチェックすることができます
出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)