
Microsoft 製品の脆弱性対策について(2025年1月)
【概要】
2025年1月15日(日本時間)に Microsoft 製品に関するセキュリティ更新プログラム(月例)が公表されています。
これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了する、攻撃者によってパソコンを制御される、といった様々な被害が発生するおそれがあります。
この内 CVE-2025-21333、CVE-2025-21334、CVE-2025-21335 の脆弱性について、Microsoft 社では悪用の事実を確認済みと公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、至急、更新プログラムを適用してください。
【対策】
1.脆弱性の解消 -更新プログラムの適用
セキュリティ更新は通常自動で行われます。Windows Updateを通じて、セキュリティ更新プログラムや重要な更新が自動的にダウンロードされインストールされます。
また、更新管理を行っている組織はMicrosoft社のセキュリティ更新プログラム (月例)の情報を参照の上、早期に更新の展開をしてください。
Windows Updateから更新プログラムを確認いただけます。また、更新プログラムの適用は再起動が必要になることがあります。
Windows Updateの利用方法については以下のサイトを参照してください。
Windowsの更新別ウィンドウで開く
PC を最新の状態に保つ別ウィンドウで開く
【参考情報】
・2025年1月のセキュリティ更新プログラム (月例)
・CVE-2025-21333 | Windows Hyper-V NT Kernel Integration VSP Elevation of Privilege Vulnerability
注釈:閲覧には利用規約への同意が必要な場合があります。
・CVE-2025-21334 | Windows Hyper-V NT Kernel Integration VSP Elevation of Privilege Vulnerability
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・CVE-2025-21335 | Windows Hyper-V NT Kernel Integration VSP Elevation of Privilege Vulnerability
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・セキュリティ更新プログラムガイド
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出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)