
Adobe ColdFusionの脆弱性対策について(CVE-2024-53961)
ニュース
【概要】
アドビ社が提供するAdobe ColdFusionは、アプリケーションサーバです。
このAdobe ColdFusionにおいて、パストラバーサルの脆弱性(CVE-2024-53961)が確認されています。
本脆弱性を悪用された場合、認証されていない遠隔の第三者によって、任意のシステムファイルを閲覧される可能性があります。
製品開発者は、本脆弱性を悪用するPoC(概念実証コード)を確認していると公表しています。
今後被害が拡大するおそれがあるため、製品開発者が公表している手順に従い、バージョンアップしてください。
【影響を受けるシステム】
- ColdFusion 2023 Update 11 およびそれ以前のバージョン
- ColdFusion 2021 Update 17 およびそれ以前のバージョン
【対策】
1.脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用
製品開発者が提供する情報をもとに、バージョンアップしてください。製品開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。
- ColdFusion 2023 Update 12
- ColdFusion 2021 Update 18
出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)