Adobe Acrobat および Reader の脆弱性対策について(APSB22-46)(CVE-2022-38450等)
ニュース
【概要】
アドビ社から Adobe Acrobat および Reader に関する脆弱性(APSB22-46)が公表されています。
アドビ社からは、過去に攻撃者の標的になったことのない脆弱性としてアナウンスがされておりますが、悪用された場合、不正なコードが実行される恐れのある緊急度がクリティカルの脆弱性も含まれているため、修正プログラムを適用することを推奨します。
【対象】
- Acrobat DC(Continuous)
2022.002.20212 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2022.002.20212 およびそれ以前のバージョン (macOS)
- Acrobat Reader DC(Continuous)
2022.002.20212 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2022.002.20212 およびそれ以前のバージョン (macOS)
- Acrobat 2020(Classic 2020)
2020.005.30381 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2020.005.30381 およびそれ以前のバージョン (macOS)
- Acrobat Reader 2020(Classic 2020)
2020.005.30381 およびそれ以前のバージョン (Windows)
2020.005.30381 およびそれ以前のバージョン (macOS)
【対策】
脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用
アドビ社から提供されている最新版に更新してください。
- Acrobat のアップデート方法
または、以下のWebページから最新版をダウンロードすることができます。
Acrobat 2020 をダウンロードする
【参考情報】
- Security update available for Adobe Acrobat and Reader | APSB22-46
[セキュリティ緊急度(英語 日本語)] - Acrobat Reader Release Notes
- CVE
CVE-2022-38450 - MyJVNバージョンチェッカ for .NET
ソフトウェアが最新であるか簡易な操作でチェックすることができます。
出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)