
Microsoft Windows 製品の Microsoft MSHTML の脆弱性対策について(CVE-2021-40444)
ニュース
【概要】
2021 年 9 月 8 日(日本時間)に Microsoft Windows 製品における Microsoft MSHTML の脆弱性(CVE-2021-40444)に関する情報が公表されています。
本脆弱性を悪用された場合、攻撃者によって任意のコードを実行される等して、様々な被害が発生するおそれがあります。
本脆弱性について、Microsoft 社は「悪用の事実を確認済み」と公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、至急、Microsoft 社から提供されている回避策または緩和策の適用を検討して下さい。
【影響を受ける製品】
以下の Windows 製品が影響を受ける可能性があります。
- Windows 10
- Windows 8.1
- Windows RT 8.1
- Windows 7
- Windows Server
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2008
詳細については Microsoft 社のページ
を参照してください。
【対策】
Microsoft 社から以下の回避策および緩和策が案内されています。
詳細については Microsoft 社のページを参照してください。
1.脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用
Microsoft 社から以下の回避策が案内されています。- Internet Explorer において全てのActiveXコントロールのインストールを無効にする
2.緩和策
Microsoft 社から以下の緩和策が案内されています。- Microsoft Office のファイルを ProtectedView または ApplicationGuard for Office で開く
【参考情報】
- CVE-2021-40444 | Microsoft MSHTML Remote Code Execution Vulnerability
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/CVE-2021-40444 - Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデル変更についての追加情報
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2016/10/11/more-on-windows-7-and-windows-8-1-servicing-changes/
出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)