
IBM AIX における権限管理に関する脆弱性
【概要】
IBM AIX には、権限管理に関する脆弱性が存在します。
ベンダは、本脆弱性を IBM X-Force ID: 189960 として公開しています。
【CVSS による深刻度 (CVSS とは?)】
CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [NVD値]
•攻撃元区分: ローカル
•攻撃条件の複雑さ: 低
•攻撃に必要な特権レベル: 低
•利用者の関与: 不要
•影響の想定範囲: 変更なし
•機密性への影響(C): 高
•完全性への影響(I): 高
•可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
•攻撃元区分: ローカル
•攻撃条件の複雑さ: 低
•攻撃前の認証要否: 不要
•機密性への影響(C): 全面的
•完全性への影響(I): 全面的
•可用性への影響(A): 全面的
【影響を受けるシステム】
IBM
•IBM AIX 7.1
•IBM AIX 7.2
•Virtual I/O Server 3.1
【想定される影響】
情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
【対策】
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
【ベンダ情報】
IBM
•IBM Support Document : 6380430
•IBM X-Force Exchange : ibm-aix-cve20204829-priv-escalation (189960)
【CWEによる脆弱性タイプ一覧 CWEとは?】
1.情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
【共通脆弱性識別子(CVE) CVEとは?】
出典:JVN iPedia