
Microsoft 製品の脆弱性対策について(2021年6月)
ニュース
【概要】
2021 年 6 月 9 日(日本時間)に Microsoft 製品に関する脆弱性の修正プログラムが公表されています。
これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御されたりして、様々な被害が発生するおそれがあります。
この内 CVE-2021-33742、CVE-2021-33739、CVE-2021-31956、CVE-2021-31955、CVE-2021-31201、CVE-2021-31199 の脆弱性について、Microsoft 社は「悪用の事実を確認済み」と公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、至急、修正プログラムを適用して下さい。
【対策】
1.脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用
Microsoft 社から提供されている修正プログラムを適用して下さい。
Windows Update の利用方法については以下のサイトを参照してください。
Windows Update の利用手順 – Windows 10 の場合
https://msrc-blog.microsoft.com/2018/10/18/wumusteps_win10/
Windows Update の利用手順 – Windows 8.1 の場合
https://msrc-blog.microsoft.com/2018/10/18/wumusteps_win81/
【参考情報】
- 2021 年 6 月のセキュリティ更新プログラム (月例)
https://msrc-blog.microsoft.com/2021/06/08/202106-security-updates/ - CVE-2021-33742 | Windows MSHTML Platform Remote Code Execution Vulnerability
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/CVE-2021-33742
※上記URLの閲覧には利用規約への同意が必要な場合があります。 - CVE-2021-33739 | Microsoft DWM Core ライブラリの特権の昇格の脆弱性
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/CVE-2021-33739
※上記URLの閲覧には利用規約への同意が必要な場合があります。 - CVE-2021-31956 | Windows NTFS の特権の昇格の脆弱性
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/CVE-2021-31956
※上記URLの閲覧には利用規約への同意が必要な場合があります。 - CVE-2021-31955 | Windows カーネルの情報漏えいの脆弱性
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/CVE-2021-31955
※上記URLの閲覧には利用規約への同意が必要な場合があります。 - CVE-2021-31201 | Microsoft Enhanced Cryptographic Provider の特権の昇格の脆弱性
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/CVE-2021-31201
※上記URLの閲覧には利用規約への同意が必要な場合があります。 - CVE-2021-31199 | Microsoft Enhanced Cryptographic Provider の特権の昇格の脆弱性
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/CVE-2021-31199
※上記URLの閲覧には利用規約への同意が必要な場合があります。 - セキュリティ更新プログラム ガイド
https://msrc.microsoft.com/update-guide/ja-jp
※上記URLの閲覧には利用規約への同意が必要な場合があります。 - Windows 7 および Windows 8.1 のサービス モデル変更についての追加情報
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2016/10/11/more-on-windows-7-and-windows-8-1-servicing-changes/
出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)