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Technical Term

「Apache Struts 2」において任意のコードが実行可能な脆弱性 (S2-061)(JVN#43969166)

ニュース

【概要】

The Apache Software Foundation が提供する「Apache Struts 2」は、Java のウェブアプリケーションを開発するためのソフトウェアフレームワークです。「Apache Struts 2」には、不適切な入力確認に起因する任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。
遠隔の第三者によって、任意のコードが実行される可能性があります。

攻撃が行われた場合の影響が大きい問題であるため、できるだけ早急に製品開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするか、ワークアラウンドを実施してください。

【本脆弱性の深刻度】

本脆弱性の深刻度 □ 注意 □ 警告 ■ 重要 □ 緊急
本脆弱性のCVSS v3基本値 8.1

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) ■ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS v2基本値 6.8


【対象】

次の製品が対象です。

  • Apache Struts 2.0.0 から 2.5.25 まで

【対策】

アップデートする

  • 開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。

ワークアラウンドを実施する

  • 次の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減できます。

      - 信頼できない入力値を OGNL の評価に用いない

    また、開発者は回避策適用に関し、Security Guide別ウィンドウで開く を参照することを推奨しています。

【参考情報】




  • 「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」について
    この脆弱性情報は、IPA が届出を受け、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。詳細は、下記の URL を参照ください。
    https://www.ipa.go.jp/security/vuln/report/index.html

出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

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