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Technical Term

Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSB20-06)(CVE-2020-3757)

ニュース

【概要】

アドビシステムズ社から Adobe Flash Player に関する脆弱性が公表(APSB20-06)されています。

アドビシステムズ社からは、「過去に攻撃リスクが高いとされたことのある脆弱性」としてアナウンスがされているため、早急に修正プログラムを適用して下さい。

【対象】

  • Adobe Flash Player Desktop Runtime
     32.0.0.321 およびそれ以前のバージョン (Windows、macOS)
  • Adobe Flash Player Desktop Runtime
     32.0.0.314 およびそれ以前のバージョン (Linux)
  • Adobe Flash Player for Google Chrome
     32.0.0.321 およびそれ以前のバージョン (Windows、macOS、Linux、Chrome OS)
  • Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11
     32.0.0.255 およびそれ以前のバージョン (Windows 10 および 8.1)


【対策】

インストール有無の確認

  • Adobe Flash Player のインストール有無を確認

    次の URL にアクセスし、Adobe Flash Player のインストールの有無を確認する。
   https://get.adobe.com/jp/flashplayer/about/別ウィンドウで開く

    なお、一つのOSにおいて複数のブラウザ(*1)で、それぞれAdobe Flash Playerを利用している場合は、各ブラウザ毎に、
   Adobe Flash Player のインストールの有無を確認してください。

更新プログラムの適用方法

  • 1.Flash Player のアップデート方法

    次の URL にアクセスし、Adobe Flash Player の最新版をインストールする。
    https://get.adobe.com/jp/flashplayer/別ウィンドウで開く

  • 2.Google Chrome のアップデート方法

    Google Chrome は、Flash Player の機構を統合しています。
    (ただしPPAPI版がインストールされている場合には統合版のFlashではなくPPAPI版が動作しているケースもあります)
    次の URL を参考に、最新版にアップデートをするなどの対処を実施してください。
    https://chromereleases.googleblog.com/別ウィンドウで開く

  • 3.Internet Explorer および Microsoft Edge のアップデート方法

    Windows 8.1/10 用 Internet Explorer 11 および Windows 10 用 Microsoft Edge は、Adobe Flash Player の機
    構を統合しており、Adobe Flash Player 単独でのアップデートはできません。
    アドビシステムズ社からは、Windows 8.1/10 用 Internet Explorer および Windows 10 用 Microsoft Edge に統合さ
    れている Adobe Flash Player については、自動的に最新バージョンの 32.0.0.330 に更新されることが案内されています。

【参考情報】

出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

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