■ どんな問題？
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2025年5月に配信された Windows 10 の更新プログラム（KB5058379）をインストールした後、
一部のパソコンで以下のような問題が発生しています：

- パソコンの電源を入れても、見慣れない「BitLocker回復キーの入力画面」が出てくる
- Windowsが自動修復を始め、通常通り起動できない
- 中には、まったく起動しなくなる例も報告されています

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■ なにが原因なの？
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この更新プログラムにはセキュリティに関する修正が含まれており、
パソコンの起動方法（セキュアブートやBitLockerという機能）に関係する部分が影響を受けている可能性があります。

とくに、BitLockerというデータを守るための機能を使っているパソコンでこの問題が多く起きています。

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■ どうすればいい？
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◎ すぐにできる対策：
- BitLockerの「回復キー」をあらかじめメモしておきましょう（会社の管理者やMicrosoftアカウントに保存されていることが多いです）

◎ まだ更新していない場合：
- KB5058379を一時的にインストールしないように設定する（※詳しくはIT管理者にご相談ください）

◎ すでに問題が出ている場合：
- 回復キーを入力して起動を続けてください
- それでもダメな場合は、IT担当者に相談するか、パソコンメーカーのサポート窓口にご連絡ください

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■ まとめ
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今回の問題は一部のパソコンで起きていますが、企業や個人でBitLockerを使っている方は特に注意が必要です。

Microsoftからの正式な発表や対応策が出るまで、慎重な対応が求められます。

パソコンの調子がいつもと違うと感じたら、早めにIT部門に相談してください。

記載者：片山　昌樹（セキュリティ＆マネージド事業部）